A.I.
A.I.が人の仕事を奪うと言われますが、奪うというとネガティブな響きがありますね。
ひとがやらなくても良い仕事を代わりにやってくれて、自由な時間が増える。と、考えたほうがポジティブですよね。
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO39516080Y8A221C1MM8000/
雇用される立場であれば、“まだ”A.I.(機械)には代われない、つまり人にしかできない価値をどうやって自分が身につけるか、が重要です。
いっぽうで雇用する立場(企業)であれば、A.I.(機械)でもできる仕事をいつまでも人にやらせているようでは、競争力を失ってしまうかもしれません。
でも、このことを決してネガティブにとらえる必要は無いと思いませんか。これまでにも同じようなことを私たちは経験しています。
私が子供のころの記憶では、小売店の商品に一品一品「値札」を張り付ける店員さんがいましたし、駅の改札には必ず切符に鋏を入れる駅員さんがいました。
でも、バーコードとPOSシステムや、交通系ICカードと自動改札機が人の仕事を奪ったとは、“いまはもう”感じません。
そして、誤解をおそれずに言うならば、記事ではA.I.が代替している電話のオペレーターは、たとえそれが現在の常識である「人」であっても、実際にはお客様の気持ちを受け止める“テクニック”を駆使して対応する仕事だということです。
この職業はあまり感情移入をし過ぎると、オペレーター自身のメンタル不調のリスクが伴うとも言われています。
人も企業も、環境が変わればそれに順応するようにできているものだと私は考えますが、いかがでしょう。